図説 金融工学とリスクマネジメント

関係ないですが、この本を読みながら爆睡してしまって大幅に電車を寝過ごしました。そんな自分のリスクマネジメント能力を嘆きつつもかなりな良書だと感じています。なにせタイトルを見ただけでドキドキしてしまいました。

それほど分厚くはないのですが、図や数式の例が多くてカバーする範囲も市場リスクに留まらず、リスクマネジメントを考える際に必要な項目をすべて網羅しています。また、VaRの限界とそれを補う方法など実務者の考え方を学べて、とても参考になります。

行動ファイナンス経済物理学など最先端の話題も豊富ですのでこの分野を学ぶにはうってつけの一冊でしょう。