生きるなんて

生きるなんて

生きるなんて

最近著者のことを知りました。察するにマッチョでストイックで孤高の人生を送っているんだなと感じがしますが案の定、巻末の写真は期待通りのガンコ親父そのものでした。

確かにとても含蓄のあることが書かれていたりするのですが、後半の方になるとちょっと言ってることがワンパターン過ぎます。結局、世間が日本人が日本と言う国が甘えん坊で自立していないからダメなんだということに終始してしまっています。まぁちょいともう言っていることが時代遅れのステロタイプな言い草にしか聞こえません。

しかも、この本は現在の不甲斐ない若者を読者と想定して書かれているようですが、そもそもそんな引きこもりとかニートとかやっているような若者はこんな本を手に取らないでしょう。自分の読者層をもうちょっとわかってたほうがよいんじゃないでしょうか。