エクセレント・カンパニー

エクセレント・カンパニー (Eijipress business classics)

エクセレント・カンパニー (Eijipress business classics)

アメリカの経営学の変遷から、その流れを追って詳細に説明してくれます。でも、読むのに時間がかかってしまったので憶えてる内容は飛び飛びです・・・

それでも結局のところ、トム師匠が一番だと言うのは「ビジョナリー・カンパニー」で提唱されているのと一緒なのではという気がいたしました。確かに現在のように単純作業というものがどのような業種でも少なくなってきていて知的エッセンスを加えなければ、競争に打ち勝てなくなっている中では、従業員のマインドをどのように上手くマネージメントするかが一番大切な鍵となるのでしょう。そういう「ビジョン」の結晶がブランド価値というものに変換していくのだと思いますし、そういった信条に身を捧げられるというのは従業員の自己実現にも繋がっていくのだと感じます。

とはいってもテイラー流の科学的手法というものも結構好きなんですよね。実はそういった科学的な手法が上手く取り入れられていない分野っていっぱいあるんじゃないんだろうかって気がしてますし、だからこそ今自分がシステムやファイナンスの知識を得たいと思っている源泉なのだなと改めて感じました。