- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
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でもひょっとして何か、自分の気付いてない何かが進んでいってるのではないかなって思いが沸々と湧いてきていました。そこで、本書の登場です。正直言って出たての頃はまた流行に乗ったバッタモンかと思っておりました。失礼いたしました。ちゃんとした経歴でこれまでこの世界に関わってこられた方です。ちょいとGoogleとかシリコンバレーとかに思い入れが強すぎる面もありますが、それはそれとして、現在のWebの流れがどのように動いているかを明快に説明してくれます。
大切なことはものの見方、感じ方、認識の仕方であるということを改めて考え直させてくれました。未だに懐疑的な面だってたくさんあったりするのですが、分からないからとか知らないからとかいうことで敬遠してはいけないなと。特にSI企業で働いているとWebの世界の出来事というのは近くてとても遠い世界のような気がいたしますので余計注意が必要です。特に最終章に関しては筆者の思いや考え方がとても素直に受け容れることが出来てこれからのこの世界の動きがどのようなものになっていくか、それを見続けていける準備が出来たような気がいたしました。