百匹目の猿

百匹目の猿」現象というのがあるそうです。ある場所で芋を海水で洗って食べるとおいしいことがわかった猿の集団が、百匹を超えたとき全く違う別の場所の、何の因果関係もない猿が海水で芋を洗い始めたそうです。

シンクロニシティユング集合的無意識もすべて、この不思議な現象で説明が付くのではないかという仮定の基に話がすすんでいきます。ライアル・ワトソンが『生命潮流』でこの現象を紹介しているというものビックリなお話です。

で、面白いのは実はここまででこれから先は環境問題に話が転換します。だから環境を大切にしなければならないのだと。環境問題が大切でそれに目を向けなければならないのはわかりますが、なんで環境問題なのかがさっぱりわからないまま読み終わってしまいました。う〜ん、これこそ謎。