スノウ・クラッシュ

スノウ・クラッシュ

スノウ・クラッシュ

SFです。あんまり読まないですね。実際、この本も独特の世界を設定しているのでなんだか何がどうでどうなっているかを理解するだけでいっぱいいっぱいです。訳のせいなのか、ちょいとワケがワカリマセン。

・・・とかなんとかいいつつ、なんでこの本を読んでみたのかと言えば、この本が仮想空間"メタヴァース"を提示しているからなんですよ。この仮想空間っていうもの自体、初出がいつであったかは知りませんが少なくても1992年当時でこれくらいのものが描かれていたとはなかなか興味深いです。今流行の"Second Life"なんかたぶんまんまなんだろうし、そういうとPS3で提供しようとしてる"Home"なんかも一緒なのでしょう。そもそもXboxの開発責任者だって、この本の影響を大っぴらに語っているくらいですから。しかもこの本に描かれているメタファーは映画"マトリックス"にも散見されるのです。

っとまぁなかなかに見所盛りだくさんな本書ですが、やっぱり読み辛くストーリー展開が追いづらいことには変わりなしでした。