世界を歩いて考えよう!

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!

ちきりん氏三冊目の本です。基本ブログでいろいろ書き貯めてあるので、売れる限り出版し続けることが出来るのでしょう。カツマーのようにならなければよいですが。

基本は旅行日記です。いろんな国行って、感じたこと、考えたことをつらつらと。かなり多くの国に旅行されているので、訪れた国の数だけでも相当ですね。なかなか凄いです。まぁ旅をするといろんなこと考えますからね。特に一人旅とかバックパッカーなんかやってると。

ちきりん氏の本は「考えよう!」が主題なので、今回も社会(世界)の変化などについて感じたこと、考えたことなどを伝えるようにしています。大阪出身、左巻きのちきりん氏なので、中国韓国にすり寄ってるのはいつもながらですが。プラザ合意後に就職して、バブルを経験し、円高を享受して、かつまだ世界の大半が日本との格差が大きい時代であった時にいろいろ旅行出来たというのはうらやましいですね。2000年前後は国民の大半が携帯持ってる国なんって日本ぐらいでした。外国から来た友人はビックリしていたものです。端末が1円とかで売られていて。それが今ではどんな国でも普通に手に入れられるものになりつつあるわけですから。日本は飛び抜けて豊かな国から、ちょっと豊かな(だけどずっと不況で元気がない)国になってしまって、確かに海外旅行するメリットも薄れてしまいつつあるのかもしれません。

それでも「何かを学ぶ、視野を広げる、成長する、強くなる」ために若者は旅をした方が良いと思うのですよ。ちきりん氏はあとがきで否定してますけど。楽しむためだけなんって老後で十分です。っていうか本書で書かれていることは海外で学んで視野を広げてきたことだらけだし。