- 作者: 川辺謙一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/11/21
- メディア: 新書
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実際本書のメインは最近開通が続いている中央環状線に置かれており、最新の技術動向を知るにはもってこいです。特にトンネル技術には一章分割かれているのでやはり首都高の今後はトンネルにあるのだと思わざるを得ません。
その後の章に今後の首都高速の今後についても記載があるのですが、完成後半世紀近く経った首都高も立て替えを考慮しなければならない段階に近づいており、その際の有力な立て替え方式はトンネルになる可能性も高いのです。特に日本橋の景観問題など、高架で組んでいるが故の問題も多々あるわけですから。トンネルだと車窓からの風景は何もなくなって残念なのですけどねぇ。こればかりは仕方がないかもしれません。特にメンテナンスに関しては喫緊の課題とも言えるのです。
いずれにしても、ほぼ完成系に近づいたと言われる首都高も、今後は再編の時期に近づいており、立て直しなどで、今後もまだまだいろんな変化がありそうですね。