やってのける

やってのける~意志力を使わずに自分を動かす~

やってのける~意志力を使わずに自分を動かす~

何かを達成する際に、どのような過程が有効なものかを心理学的に明らかにした1冊です。自分や子供をどのように導いていくかを考えるととても参考になると思います。特に印象に残ったのは以下。

1.ゴールを固める
目標は具体的にハードルを高めに設定。やる気を高める場合は「なぜ」、難しい場合は「なに」を考慮する。実施にあたってはポジティブに考え、「障壁」と「乗り越えることで得られるメリット」を頭に描いておく。
2.なぜそこを目指す
自分の能力を信じて、努力すれば出来ると信じる。人からのいい影響や自分の無意識の力を利用する。
3.おのれを知る
他者に自分の力を証明したい「証明型」と何かを「習得」していく過程を重視する「習得型」がある。長じては「習得型」の思考が粘り強く目標を達成してくのに効果がある。
4.「行動する」ことに焦点をあて、何をするべきか明確にして、その実施機会を逃さない。
5.計画を建てる。「〜のときは、〜をする」といった条件型計画が有効。