論理的に問題解決を図る方法を「ザゴール」のゴールドラット教授が編み出したTOC(theory of constraints)-制約理論をもとに、「考える力」を養うための方法論を展開しています。本書は、「ウサギとカメ」「アリとキリギリス」を題材にとても平易な文章と、わかりやすい図示で説明してくれるので、子供でも実践出来そうに思えてきます。実際読むとなにか問題解決をしたくなってウズウズしてきますね。問題とは、パズルで考え方次第で名解答を導き出せそうなので、こうなるともう頭の体操、訓練次第なのかもしれません。あっという間に読めてしまうので、何回も読み直して頭の中に残るようにしたいと思います。
