物を作って生きるには

オライリー社らしからぬ小洒落た装丁です。メイカーズの流れの中で単なる趣味の延長から、それで食べていけるかどうかについて、日米の主だった人たちのインタビュー記事です。

イカーズと言っても様々で、特にアメリカではリバタリアニズム的な思想のもと、全て自前で生産して生きてゆくといった方々もいるので、3Dプリンティングやレーザーカッターの加工や電子部品ではなく、なんだかわからない農業やオブジェ的なものまで入っています。クリエイティブな活動全般入ってしまってますね。

本書を読んでいると、メイカーズブームにあやかって起業するのは難しそうですね。好きならまぁ良いのかもしれませんが、趣味の一環、せいぜい副業ぐらいにしかならなさそうです。物を作って生きて行く道はなかなかハードです。