自作の小屋で暮らそう

田舎の雑木林を買って、自作の小屋を建ててそこに住んでしまおうというお話です。著者は東大を出て、大学院まで進んだにも関わらず、路上生活者の道を選んだという自由人です。これぞ正に高等遊民というべきか、親も泣くとはこのことか。ひたすら寝て、本を読むという本当にシンプルライフです。そのために衣食住はミニマムに徹する必要があります。そこは徹底していて、さすが哲学科出身だけありますね。きっと酒とかの嗜好品も興味ないのでしょう。家庭とか家族とか、そんなものも超越した世捨て人的な観もありますが、そこはこのご時世、ネット環境だけは手放せないようです。まぁ何か調べ物するにはとても役立ちますからね。

まぁ他人事なればこれも人生といえますが、小屋作成はとても興味があります。あと、筆者がトチ狂ったと述懐している薪ストーブ。これもやってみたいところですね。