親のための受験の教科書

親のための受験の教科書

親のための受験の教科書

思い返せば受験の時お世話になったのが和田さんの本でした。「数学は暗記」という学習法があればこそ、当時偏差値40を記録した自分でさえも最難関大学に受かることが出来たのだと思います。本当にチンプンカンプンでしたから。

本書は親向けの受験対策本で、基本的には言っていることは変わりません。付け加えるなら、受験は技術であり、正しいやり方をしなければならない。それをきちんと子どもに伝えることこそが親の役割であると。まぁ同意です。自分達の頃に比べて更に受験に対する技術や方法論というのは様々出てきているので、それらを調べて、自分の子どもの性格にあったやり方で教育を進めていくというのが、親の務め。全く同意です。

自分が親からいろいろ教えられてきましたが、結構精神論的なことが多かったりして、実際どうやったら良いかといったことは結構手探りでした。でも今の時代、特に2000年以降、様々な方法論が出てきていて、それらを知ることさえすれば、人生の生き方というのもだいぶ違ってくるのだと考えています。