45歳の教科書

 

45歳の教科書 戦略的「モードチェンジ」のすすめ

45歳の教科書 戦略的「モードチェンジ」のすすめ

 

 著者の藤原氏の本はもう何度も読んでいるので、改めて読む必要もなかったかもしれませんが、タイトルの45歳という年齢が近いこともあって手に取ってしまいました。

 

つまり主張としては、ある程度年代毎に仕事をガラッと変えて、付加価値を高めて希少性のある人材になろうという話です。人生100年時代と呼ばれている中で、職業的に複数の目を持っておくことは、何かあった時の代替手段にもなりうるし、それ自体が人生に深みと豊かさをもたらしてくれます。45歳では更に”信用”という概念を追加して、スキルだけでなく、あなたの存在価値はなんだというところが問われてくると主張しています。まぁ確かに、しかしサラリーマンで信用と言われると辛いところがあるのです。45近くになり、そこそこ希少性のあるスキルを手に入れてはいますが、しかしどこの会社にも必要とされる程需要があるわけではなく、かなりピンポイント過ぎて、特定の業種以外にはニーズがないのが難点です。それを更に展開するには、どのような広がりが有うるか、模索してはいますが、中々答えは出ませんね。