医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本

 

医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本

医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本

 

 本書が他のトレーニング本に比べて良いところは、医者からの診断別にどのようなトレーニングをすべきかが書かれている点です。健康診断などで、「運動した方が良いですねぇ」と言われたからといって、では何をすれば良いのかほとんどの人はチンプンカンプンでしょう。ちょっと気合い入れてジムに入会したからと言って、そこのトレーナーが優しくトレーニングメニューを作ってくれることはほぼ皆無です。(特におじさんに対して)。お金払って個人トレーナーと契約して運動するのはかなりハードルが高いのです。なので、診断に合わせてどのような運動をすれば良いのか、まずは知ることが出来るだけでも良いですね。ちなみに高校の部活でやっていたストレッチが腰痛対策用で紹介されていたのは驚きでした。そういう効果があったのですね。

 

ただ、結局筋トレ+有酸素運動が必要という結論は変わらず、日々30分の運動時間が必要となるのは免れないようです。本書では有酸素運動として、ウォーキングやジョギングが中心でスイミングが全く記載されてないのは著者の趣味に依るものなのでしょうか。