佐藤一斎の教えに興味を持ち本を探していたら斎藤孝氏が本を出していたので読んでみました。
最強の人生指南書とは、その佐藤一斎の「言志四録」を指しています。西郷隆盛も座右の書としていたということです。読んでみると、幕末の志士達がどのような思想的背景を持っていたか、理解出来るというものです。
やはり人生、どう生きるべきか、志がどうあるべきか、に焦点が当てられているように思えます。それを成就するために日々があり、その目的を追求して学ぶことを怠りず。生きるために仕事をしている自分の人生とはかなりかけ離れてるなぁと思ってしまいます。省みて自分の人生における志とは何だろうなと思わずには要られません。なんだか悲しくなってきます。そんなものあったような、なかったような。あったかもしれませんが、あまり実現出来ているとは思えないです。まぁやりたかったことはやれてるのですが、それが志の成就と言い切れるか。悩ましい。