「空腹」こそ最強のクスリ

 

最近「オートファジーダイエット」というものに興味を持って取り組んでいます。と言っても何か特別なことをするわけではなく、単に1日16時間断食するという、とても単純なダイエットです。Webなどでも色々記事が出回ってますが、その参照元となるのが本書となります。

 

更に1日16時間と言っても睡眠時間があるので、夕食後次の日の朝食を抜かして昼飯まで16時間空ければ、それほど無理せず継続することが可能になります。気になる効果ですが糖尿病、高血圧、脳出血脳梗塞心筋梗塞等々、現代人が抱えるありとあらゆる病気に効果があると書かれています。個人的に一番気になっている脂肪肝についても同様に効き目があるというならやってみない手はないじゃないですか。

 

背景となる理論的な話ですが、基本的に現代人はカロリー取り過ぎということ。そして一日3食必ず取る必要性はないということ。結果消化に時間がかかっており、胃腸は常に働いていて、疲労状態になりつつあるということです。確かに私も40代半ばを過ぎ、だんだん調子が衰えて来ているのを実感しています。胃腸にも休養が必要なのはなんとなく理解出来ます。胃カメラなどを飲んだ時のあの綺麗で何もない状態にしてあげる必要というのはわかる気がします。胃腸が疲れると逆流性胃腸炎なども起こりやすいということで、正に今の自分が当てはまるのです。これだけでも治ってくれたら嬉しい。そして当然血糖濃度が低くなります。これは活性酵素コレステロール量、ホルモンバランスなどなど様々な面で体に好影響を与えるのですね。

 

16時間となっている理由についてですが、前回の食事後10時間ほど経つと肝臓に蓄えられた糖が分解されてエネルギーとして使われるようになるとのこと。これは長年脂肪肝に悩まされている私には朗報です!これだけでもやってみる価値ありますよ。脂肪肝の解消に繋がります。更に16時間ほど経つと「オートファジー」という機能が動き出すようです。これは不確かな情報ではありますが、2016年のノーベル賞大隅教授が取られた内容であり、これが人体にどのように影響を与えうるか、まだまだ研究途上な気もしますが、これが本当に機能させられるのであれば相当人体には好影響に思えます。特に老化防止にはとても良いのではないでしょうか。

 

ざっと挙げただけでもこれだけの効能があるとのこと。話半分だけでも効果があれば、これほど簡単な健康メソッドもないのではと思ってしまいます。っということで、自分は朝食をやめ、代わりに青汁で食物繊維を取りながら、効果の程を見極めていこうと思います。