アマゾンのロングテールは、二度笑う

てっきりまた、Web2.0万歳!な本かと思ってましたが実際はまるっきり違って、いろんな業種の最近の動向をいろんな角度から分析しています。

で、またこの素材の選択が上手くてなぜイトーヨーカドーはダメになったのかとかなぜWindowsはバグだらけなのかとか、なぜ松下はマネシナくなったのかとかタイトルからして興味をそそられそうなものばかりで実際読み出すと軽い読物みたいで面白いです。しかも、「ほ〜、なるほどねー」と思ってしまうことばかりです。そして、最後の後書きでそんなオイラを見越したかのように「読んでるときは刺激的でも、読み終わると忘れてしまうもの」とイタイ指摘が書かれてしました。全く、おっしゃる通り。

なるほど、最良の戦略とは良く戦う方法ではなく、良く戦えるポジションを選ぶことだと。重々肝に銘じておきたいと存じます。