発達障害サバイバルガイド

 

発達障害って実際生きて行くの大変だと思います。整理するのが出来なかったり、時間守れなかったり、なんか色々忘れっぽかったり。実は僕も大人になるまでそういう傾向がありました。部屋は汚かったし、時間に遅れるのは毎度のこと。でもなぜか社会人生活を始めてからだんだんとマシになってきました。むしろ今度は逆に部屋はとても綺麗にしてなければ落ち着かなかったり、時間も約束より前に着いていることが当たり前に。なぜそういう変化が起きたのか自分でも不思議です。でも未だに会議とかで人の話が理解出来ないことがあったりします。他の人は理解出来ている雰囲気の中で。

 

で、病気として認定されるほどの方々は非常に苦労されると思います。特に社会人となれば生活に関わってくるわけです。著者もなんともハードな人生を送られていて、御愁傷様としか言いようがないのですが、著者が凄いところはきちんと「ハック」という形で自分の欠点をやり過ごす、補う手段を編み出している点です。そしてそれを行うためにちょっとした投資を積み重ねて行くことを著者は提案しています。今は便利家電増えてますが、これを積み重ねるて行くことで生活を豊かで便利にして行くことがまず大切ですね。

 

また、決断してても行動に動かせない場合、よくありますよね。やらなきゃいけないとわかっているのに、動けない。意志力の問題だと簡単に割り切れないもどかしさ。でもその行動に移れない要因を一つ一つ分析して、取り除いてあげる。これが大切なんですね。そうすると出来ることが増え、それが自信に繋がります。その自信が更に自分の行動力強化に繋がって行くのです。そうやってなんとか、人並みな生活を送れるように、一つ一つハックして行くことが大切なんだと思います。

ある異常体験者の偏見

 

 

山本七平ライブラリー7 ある異常体験者の偏見

山本七平ライブラリー7 ある異常体験者の偏見

  • 作者:山本 七平
  • 発売日: 1997/07/21
  • メディア: 単行本
 

イザヤベンダミンや「空気の研究」など山本七平氏のことは昔から知っていたのですが、その著書をきちんと読んだのは初めてでした。ちょっと後悔。もっと早くから読んでおくべきでした。本書ほど「日本とは?」ということを根本的なところまで掘り下げて考察した本はないんじゃなかろうかなと思います。

 

そもそも本書を手にしたのは「一下級将校の見た日本陸軍」のことを知ったからです。それからずっと読みたくもあり、読みたくなくもあり、著者のことだからきっと当時の日本陸軍のことが赤裸々に描かれているんだろうなと思いつつも、その酷さを目の当たりにするのに気が引けていたのだと思います。しかし、いざ読んでみると読んでよかったなと思います。淡々と当時のことが描かれていて、酷さを通り越してしまいました。

 

著者は大戦末期に学徒徴兵され、砲兵少尉としてフィリピン戦線を戦います。もう徴兵検査の段階から不合理な点を淡々と描いて行くわけです。もはやそれは滑稽ですらあるのですが、残念なことにそれは戦争、つまり人の生き死にに絡んでくるわけです。本書の中でも日常の景色のように実に淡々と人が死んで行くのです。つまりそういう過酷な状況において、更に不合理、不条理な理由で人が死んで行くのです。きっと著者の根源には「なぜ彼らは死ななければならなかったのか」 という問いがずっとあったのだと感じます。

 

いずれまた読み返したいと思う一冊です。

風濤

 

風濤 (新潮文庫)

風濤 (新潮文庫)

  • 作者:靖, 井上
  • 発売日: 1967/03/20
  • メディア: 文庫
 

その昔、中学の時に担任の先生に勧められて読んだ本が井上靖の「しろばんば」でした。今ではもうあまり読まれないかもしれませんが、戦前の大らかな雰囲気の中で育つ井上氏自身の自伝的小説に自分も大いに影響されたものです。

その後も継続的に自伝的小説関連は色々読んだのですが、その他の小説は気にはなっていたものの、結局読みませんでした。最近ふと本書のことを知ったので改めて読んでみた次第です。

 

本書はいわゆる「元寇」の発生を朝鮮、当時の高麗の立場から描いたものです。元の攻撃に領土を荒らされ、跪いて臣下となりなんとか許してもらったのもつかの間、今度は日本出兵の片棒を担がされます。それはもう継続的に瀕死の状態にさせられているようなものです。軍船の建造、矢や槍などの武器の調達、船員人夫に兵士の確保で国土の人口総動員させられます。そして疲弊の極みに達するわけです。哀れ、弱小国とはかくなるものかな。ぜひこの状態の韓国ドラマを見てみたいものです。しかし数万人の徴兵で働き手がいなくなるとは当時の人口はいかほどのものだったのでしょう。まぁなんか今の北朝鮮とあまり状況変わってないのだなと思ってしまいました。

 

しかも悪いことに、朝鮮人内部でも裏切り者が多数発生し、元側に付いて朝鮮の痛いところをつく政策を実行してきます。さらにこれがダメージ大きかったりして、国土の荒廃に拍車がかかります。

 

結論。一致団結して国土防衛に当たった当時の日本の幕府、朝廷は偉かったなぁというところです。海の存在が有難かったという点も大きいですけど。

死ぬときに後悔すること25

 

死ぬときに後悔すること25 (新潮文庫)

死ぬときに後悔すること25 (新潮文庫)

  • 作者:大津 秀一
  • 発売日: 2013/09/28
  • メディア: 文庫
 

 自分の人生のモットーは「後悔しないように生きる」なので、今死ぬことになっても残念ではあるかもしれないのですが、後悔はしないだろうと思ってます。とは言っても絶対に後悔しないのかというとそれはわからないので、では世の中の人というのはどういう後悔をいまわの際に持つものなのだろうかと本書を読んでみました。

 

読んでみると大体予想はついていた通りで、「健康に気を使う」「結婚して子供を育てる」「仕事ばかりでなく趣味や生活を大事に」などなどです。まぁその通りで、お陰様でなんとかクリア出来てると思います。そういえば子供が産まれたときに自分の人生の役割はほぼ終えたと思ったものです。

 

後は「会いたい人に会う」とか「愛している人に「ありがとう」と伝える」とか、出来れば「終活」を確実に行って憂いのない死を迎えられるよう準備期間があると良いですね。本書の内容ではないのですが、以前「倶会一処」という言葉を知ってから死ぬこともまた楽しと思うようになりました。

シリコンバレー式 超ライフハック

 

シリコンバレー式超ライフハック
 

 確かに”超”ライフハックです。ちょっとぶっ飛んでますね。ライフハックするのにミトコンドリアまで遡るってどういうことでしょう。本書に記載されていることが、確かに効くのかもしれないですが、それを体得するまでに困難な道を辿ること間違いなしです。科学的な根拠が書かれていることもありますが、眉唾ものな気がします。その昔、スマートドラックに興味を惹かれていくつかチャレンジしてみましたが、結局それほど効果がなく挫折しました。その時と同じ結果になりそうです。

勉強よりも大切な100の言葉

 

 受験真っ盛りの時期ですね。子育て家庭として当然「2月の勝者」は読んでます。とても本質を突いてるように感じるので、これから中学受験を迎えようとしている我が家などには参考にしてます。『父親の「財力」と母親の「狂気」』など初っ端から飛ばしてくれますね。

 

本書は中学受験評論家とも言えるおおたとしまささんが「2月の勝者」のコマを参考に思うことを述べている構成となっています。正直おおたさんのコメントよりも「2月の勝者」のコマの内容の方がインパクト強過ぎです。読んだはずなのですが、再度読み直してみたくなりました。

 

本書で著者が伝えたいのは中学受験を通して、本当に学んで欲しいこと、言い換えれば成長して欲しいことなのです。が、多分当人たちはそんなこと構ってられないだろうし、成長はきっと後になって気付くもの。せめて父親である自分が「狂気」に絡め取られず、冷静に見守れるようありたいです。

マンション管理はこうして見直しなさい

 

マンション管理はこうして見直しなさい[新版]

マンション管理はこうして見直しなさい[新版]

  • 作者:廣田 晃崇
  • 発売日: 2020/06/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 今までにも何冊かマンション管理に関する本を読んできましたが、本書は最新の情報を網羅しているという点で、平易でわかりやすく、マンションの理事会担当になった際は読んでおくと良い一冊だと思います。管理費の見直しや大規模修繕において検討すべきポイントや実例、金額例などがわかりやすくまとめられているのでとても参考になります。