45歳の教科書

 

45歳の教科書 戦略的「モードチェンジ」のすすめ

45歳の教科書 戦略的「モードチェンジ」のすすめ

 

 著者の藤原氏の本はもう何度も読んでいるので、改めて読む必要もなかったかもしれませんが、タイトルの45歳という年齢が近いこともあって手に取ってしまいました。

 

つまり主張としては、ある程度年代毎に仕事をガラッと変えて、付加価値を高めて希少性のある人材になろうという話です。人生100年時代と呼ばれている中で、職業的に複数の目を持っておくことは、何かあった時の代替手段にもなりうるし、それ自体が人生に深みと豊かさをもたらしてくれます。45歳では更に”信用”という概念を追加して、スキルだけでなく、あなたの存在価値はなんだというところが問われてくると主張しています。まぁ確かに、しかしサラリーマンで信用と言われると辛いところがあるのです。45近くになり、そこそこ希少性のあるスキルを手に入れてはいますが、しかしどこの会社にも必要とされる程需要があるわけではなく、かなりピンポイント過ぎて、特定の業種以外にはニーズがないのが難点です。それを更に展開するには、どのような広がりが有うるか、模索してはいますが、中々答えは出ませんね。

「3ヶ月」の使い方で人生は変わる

 

 タイトルに興味を持って読んで見ましたが、内容は一部しか含まれていなくって、よくある仕事術って感じですね。3ヶ月という単位をどのように運用してるかとか、それがどう積み重なって人生に影響与えたとか、フォーカスしてもっと具体的な内容が書かれているかと思ったのですが。小学校の時にやってなんか良さそうだったから始まり、著者も書名にするほどそんなにこだわりある感じでもなかったですね。freeeという会社を創業したのは凄いし、その経緯とかも触れられているので、まぁ面白いのですが、書名に釣られて読んでみるとイマイチ消化不良になります。

男の子の学力の伸ばし方

 

男の子の学力の伸ばし方

男の子の学力の伸ばし方

 

 本書は「女の子の学力の伸ばし方」と対になるもので、男の子は男の子の伸ばし方があるのだという、違いを元にではその特徴と、その違いを元にした教育法を説明しています。学校ではあまり性差によって教育を分けたりしてないですし、特に昨今ジェンダー的には違いをなくして行こうという流れですが、脳みそや成長のスピードによって、そもそも男女が違うのであれば、それぞれに応じた教育があってしかるべきですね。だって違うんだもの仕方ないでしょう。

 

学力には、ベースとなる基礎的知識と、それを元に自分で考えられる力の2つがあると。まずは基礎的な知識を順に確実に抑えていって、そこから受験で必要となる考える力を育んでいくことが大切ということです。それを男の子にどうやって適用していくかの具体的なやり方が書かれてます。なるほどね。

 

年齢的には中学受験を開始する3、4年生ぐらいの親が読むとちょうど良いかもしれません。塾を主宰している人なので当然かもしれませんが、10歳ぐらいから学力に差がつき始めると本書でも主張されてます。確かにだんだん自分で出来ることも増え、一人で行動出来るようになってから、では勉強をどうやって進めていくかを検討していくのに必要な方針を立てるのに参考になると思います。自分の子供はまだそこまで大きくないので、また改めて読み直したいです。

 

 

経済は地理から学べ

 

経済は地理から学べ!

経済は地理から学べ!

 

 地図を見ながら、各国の経済の結び付きを解説してくれます。なのでイメージしやすいのでわかりやすいです。

 

地図から判断しやすい内容として一番はやはり資源国の強みでしょう。基本的に何もしなくてもお金が湧いてくるようなものなのですから、楽ですよね。本当に羨ましい限りです。この資源の流れだけでも統計的に年を追って眺めてるだけでいろんなものが見えてきます。

 

あとやはり気にしなければならないのが、人口動向ですね。中国が既にピークを越えていたのは知っていましたが、それに続くのがインド、アフリカというのは初めて知りました。今世紀の後半には世界の動向は今とはかなり異なっているかもしれません。経済界は移民を迎えることに頭がいっぱいのようですが、まずはそのような地域でビジネスを巡らせられるように考えることと、そもそもの少子化をどうするか考えなければどうにもならないですね。

ブランド人になれ!

 

 なんとも躍動感のある表紙だったので、思わず手に取ってしまいました。本人の思いをそのまま表したようでいい表紙だと思います。そして、本書の内容も表紙そのまま一気に読み終えてしまう勢いがあります。著者の経歴などは余りよく知らなかったのですが、正に自分で自分をプロデュースしてここまでのし上がったのですね。同世代でこのような人がいるということに驚いてしまいます。

 

本書はトムピーターズの同名の本からタイトルを取っています。そういえば、昔読んだことがあったような…思い出しました。それを懐に入れ、同じ思いを持ち続けた筆者は偉いですね。

 

トムピーターズの時代から早20年。時代は変わり、ネットも発達し、SNS全盛となり、昔よりも更に自己のブランド化が容易になったと著者は説きます。名刺代わりのSNSです。Twitterでフォロアーが何人いるかが大事だと。アカウントさえ持っていない自分は話になりませんね。あんなモン不要と思ってましたが、本書を読むとちょっと考えさせれられます。副業とか、なんらか世に個人をアピールする必要性が出てきたら考えるかなぁ。そもそもそんなウケるツイート出来るか微妙なところですが。

 

デザインが日本を変える

 

デザインが日本を変える 日本人の美意識を取り戻す (光文社新書)

デザインが日本を変える 日本人の美意識を取り戻す (光文社新書)

 

 マツダの車が好きです。3代前のアクセラのリアデザインに惹かれて以来ずっとです。初めは外車かと思ったくらいでした。こんなデザインの車を作るメーカーが日本にあるなら、応援しなければと思って以来もう3台もマツダ車を乗り継ぐことになってしまいました。

 

本書はそんなマツダのデザイントップである方の思いを記載した一冊です。日本メーカーはそれぞれの車ごとにデザインしていて、メーカー全体でデザインモチーフを統一したところは今までなかったと記憶していますが、今のマツダはそれを上手く行っています。後やっているのはレクサスでしょうか。デザインというのはそれほどコストを掛けなくても、ブランドの地位を上げうると思うのですが、中々そんな風に考えているメーカーが少ないのが不思議でした。韓国のKIAとか、日本では全く売れてませんが、外国のデザイナー連れてきて素晴らしいデザインを産み出してますね。個人的には日本のメーカーよりセンスあると思えるぐらいです。

 

で、本書に戻る訳ですが、ではマツダは日本のメーカーとして日本のデザインとは何かというのを突き詰めようとしています。そしてそれを車のデザインとして還元していく。引き算のデザインと称していますが、ミニマリズムです。極限まで削ぎ落とした容がそこにあるのでしょう。今新しい世代の車群がアンベールされつつあります。新型アクセラはとても良い評価の記事を目にします。次はSUVだとか。非常に期待しています。

地域再生入門

 

地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門

地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門

 

 ストーリー仕立てで地域再生の現状が学べる一冊です。なのでとても読みやすいですが、一方こんなうまく出来た話もないだろうと思ってしまったりもします。一番は主人公を地元に引張り戻し、色々手助けしてくれる友人の存在。二番は様々な事業がうまく行ってしまうことです。

 

それとは反対に話の中では様々な教訓も盛り込まれているので、非常に参考になります。地方でありがちな僻みやっかみ、誹謗中傷、他の本などでも読んだことありますが、まぁ結果どこも同じなのでしょう。足の引っ張り合いというのは変わらないのですね。それによくやっているイベント毎。よくやるなぁと思ってましたが、あれもやっぱり消耗戦なのですね。

 

この本で特に記載してあるのが国の補助の不毛さです。きっと嫌というくらい経験されているのでしょう。自分もコンサルとして国の仕事のい関わったことがあるので耳が痛いです。税金の無駄遣いだというのは、もっと認識される必要がありますね。

 

結局のところ、自分達で汗かいて、考えて、手作りで成し遂げて行くしかないという、至極最もな結論が残る訳です。その過程では色々紆余曲折あるのでしょう。メンタル強くないと厳しいかもしれませんね。

 

それにしても筆者の経歴は凄いですね。ひたすら地域再生まっしぐら。高校生の頃から活躍されてるとは、筋金入りです。