いきなりはじめる仏教生活

いきなりはじめる仏教生活 (木星叢書)

いきなりはじめる仏教生活 (木星叢書)

いやぁ、いいですね。仏教。本当にこの本、世の中の迷える人々に手に取ってもらいたいものです。昨今、なにやら物騒な話題が途切れない日本でやっぱり本当に救いとなるものは仏教なんですよ。うん、騙されたと思ってこの本の冒頭1、2章だけでも読んでもらえたらなぁって思います。

つまり”我”なんですよ(言い切ってしまったが)我の肥大化。これこそが現代日本を覆う病巣です。しかもね、仏教というものが、それが人間が逃げられることの出来ない宿業だと悟っているところが凄いんです。

あと、この本のエライところはなぜ仏教が戦後影響力を減じて来たかをきち〜んと分析しているところなんです。それが、世の中の流れから来るものだとすれば、これからは正に仏教の時代!いや、ホント。いい本ですよ。