大坂堂島米会所物語

大坂堂島米会所物語

大坂堂島米会所物語

この本はの世界初の先物市場市場である大坂堂島の米市場を舞台に、市場操作で儲けようとする輩や物価安定のために公定価格を強要する幕府との戦いを描いています。

ちょっと最近大坂の米市場の歴史について興味があったので読みやすくてちょうど良い一冊でした。価格操作なんかは当然あったのでしょうけど、バブルの発生がなかったのが不思議です。庶民も口にする米が対象なので、暴騰もさせずらかったからなんでしょうかね。そんなときに打ち壊しとかが発生したのかな。

なかなか面白い時代小説です。映像にしてもいけるんじゃないでしょうか。NHK大阪辺りでどうですかね。