日本の15大財閥

日本の15大財閥―現代企業のルーツをひもとく (平凡社新書)

実は企業マニアです。Wikiで企業情報を検索しては、際限なく広がるリンクの嵐を辿って個々の企業の歴史と他の様々な会社や人々との繋がりを見るのが楽しいのです。

そんなことをしていると「ここにこんな会社（人）が関わってくるのか」といったような発見があって面白いものです。

で、この本はそんな繋がりを一冊に納めたようなものです。結局企業の繋がりといえば、日本ではやっぱり財閥となるわけで、近年ではそんな意識もだいぶ薄くなってきているのですが、なんといっても日本の大企業のほとんどはこの財閥グループに属しているわけです。もちろんルーツも大概はそこにあります。昔の財閥の創成期を見ると、一人でいくつもの会社を興していたり、役員を兼任してたりしてなんだかその規模の大きさに今では想像もつきませんね。