親子読書のすすめ

川本裕子 親子読書のすすめ

川本裕子 親子読書のすすめ

子育てをしながら、様々な方面にて活躍されてきた川本裕子さんが、特に力を注いだ(と思われる)親子読書について書いた本です。

タイトル見て思ったのは、親子読書の効用とかやり方とか注意すべき点とかのノウハウかと思ったのですが、単にシーズンごとに読んで来た本をまとめた一冊でした。読んで知ったのですが、そもそもは日経キッズプラスという雑誌(休刊)の連載だったということで月ごとに章分けされていたのはそのせいだったのですね。あまり、その月の特徴と本の選択がイマイチ一致してなかったので、なんでこんな構成なんだろうと思ってました。年齢順ごととかに分けた内容にしてくれたら良かったんですけど…

本書にもある通り、著者のお子さんは今はもう結構大きくなっているようで、子供の頃の読書の影響が垣間見れてよいですね。著者も多忙の中、子供に本を読んであげる時間だけでも捻出するようにしてたということでその頑張りが効果あったということでしょうか。

自分が子供の頃に読んだ本もあるし、子供と一緒に読むのはきっと楽しいことでしょう。自分も出来るだけの本を子供と楽しんでいきたいと思います。