お金は週末に殖しなさい

お金は週末に殖やしなさい

お金は週末に殖やしなさい

なんだか我がバイブル「ゴミ投資家シリーズ」みたいなノリだったので手に取ってしまいました。しかも、帯に書いてあるコピーが秀逸です。「株/投資信託、いま損を抱えている人の投資の処方箋」ですと。はっきり言って、リーマンショック前から株/投信持ってる人で損切りしてない人はほとんどまだ含み損なんじゃないですかねぇ。かくいう私めも未だに損失保持中。回復の見込みなしですよ。

で、まぁ本書なんですけど前半はあまり面白くないですね。この調子だったらゴミ投資家ならむゴミ投資本で終わるところでした。第一章は「給料だけで、ライフデザインを実現できるか」そんな煽り言葉10年前の話ですよ。第二章も投機ではなく投資をしようとかね。こんなんで本書くなよって内容です。

だんだん面白くなってくるのが、第五章のどの国に投資するかって辺りですかね。その後、債券、外貨、不動産等個別商品への投資方法が記載されています。で、この辺は個人的には面白く読めたんですけど、実際冷静になって考えてみるとこれぐらいって日経マネーとかダイアモンドZAIとかに乗ってそうな話題なんですよね。わざわざ本で読む必要あったのだろうか。

まぁ週末に投資方針を研究してコツコツ殖していくって考え方は良いと思うんですけどね。実際それを実行していくための、タネ銭がない。。。