3年で辞めた若者はどこへ行ったのか

タイトルの付け方が面白いですねぇ。前作を読んだ人にはもれなく続編であることがわかります。最近ちょこっと景気が良くなって団塊の世代がいなくなりつつあることで、新卒就職は相当な売り手市場であるようで氷河期世代は複雑な思いです。

やっとこさ会社入れた人はまだしも、そうでない人は人生の入り口で拒絶されたわけでそんな人々が引篭もりとなってるとかねてから考えているわけです。引篭もりの平均年齢が30歳前後と上昇してきてるという記事などを見たんだけど、それが就職氷河期に根ざしているというコメントは若干1つぐらいあったかどうかというぐらいでした。原因わからずに引篭もりを責めても仕方ないと思うのですよ。まぁとはいえ、そんな新卒で入った人々も低い給料でこき使われ、それが会社の使えない上司の懐に入っていくという現実を見るにつけ、やっぱり3年で辞めていくということには今後も変わりようがないのでしょう。

筆者が主張している”ワガママ”になれということはつまりはそんな使われ社員でいることは損するのみだということに我々若者は早くに気付かなければならないでしょう。バブルもその後の不況も、就職氷河期も現況は全て団塊の世代です。