- 作者: 菅野正泰
- 出版社/メーカー: 金融財政事情研究会
- 発売日: 2010/03
- メディア: 単行本
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ただ、この本の半分くらいは各国の金融規制当局の方針などの説明にさかれているので、規制手法に興味がなければその辺は読まなくてもよいかもです。一番充実しているのは後半の統合リスク評価の章で、たぶん後はページ数を稼ぐための蛇足でしょう。
でもやっぱり最後はリスクの資本配賦やRAROCと言った、リスク考慮後収益性評価が出てくるので、リスクとそのリターンを管理していくというプロセスは今後の銀行業界でも重要な流れになってくるのだと思われます。