美しい人をつくる「所作」の基本

禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本

禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本

禅のお坊さんが書かれた本です。禅の教えはその宗教的な教えに留まらず、日本の文化的思想のバックグラウンドになるほど大きな影響を与えているように感じます。例えば茶道や華道、日本庭園など。私のお茶の先生はやはりなんだか動きの美しいです。そしてお茶のお手前にも、「所作を整える」というのが一節に盛り込まれていまして、これはなんなんだろうなと思ったりもしていました。

以下有難いお言葉を記載しておきます。
「威儀即仏法、作法是宗旨」「縁起」「三業(身業、口業、意業)を整える」「調身、調息、調心」「姿勢と呼吸」「喫茶喫飯」「逢花打花、逢月打月」

ただ、後半くらいからは、社会との関係性についての教えですが、なんだかお説教臭くなってきます。やっぱりなんかこの手の内容には違和感を覚えて苦手ですね。まだまだ修行が足りないからなのでしょうか。