- 作者: 河合薫
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/08/09
- メディア: 新書
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個人的には中年の危機に関する内容が気になりますね。出世も先が見え、自分の能力もわかってきて、仕事も流してれば定年まで過ごせそうな中で、本当に人生それで良いのかという疑問が常に付きまといます。給料もまぁそこそこ恵まれていて、だからこそ冒険をすべきか、やめとくべきか、恙無く余生を過ごしていくべきか、そもそも自分は何をやりたいのか、何をやりたかったのか、贅沢といえば贅沢ではありますが、いろいろ悩むのです。
他人をバカにしたがるとはつまり、自分愛の裏返しで、他人をバカにすることでしか、自分の立場を保てないのですね。つまり自分に自信がないのです。それなりのポジションになっても、そんな境遇にしかならないなら悲しいもんですね。そこはどう自分を客観的に見れるかによるのですが、他人の目を常に気にしてたら心の平穏は訪れないのではないかと思います。