モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた

 

なんとも大袈裟なタイトルですが、趣旨としてはモテるかモテないかは、女性の目線に立って、どんな男が選ばれるか考えるとわかりやすいということでしょうか。進化論的には今まで女性が男を選んだ理由というのが遺伝子レベルで組み込まれているので、その前提を踏まえて、モテるような男になれば良いということです。

 

と進化論とか特別なことではなく、見た目、知性、健康、優しさ、お金等々について、なんでそれが女性ウケするのか説明しているので、女性の目線に添った内容だと言えるでしょう。逆にそんなことは面倒なんで、さっさとヤレる方法教えてとか思ってる人には不要な一冊です。結局はモテの王道を追求して、モテるように自分を向上させるしかなく、男には辛いハードルばかりです。まぁ進化論的には、そのハードルを乗り越えた人でなければ、次世代に遺伝子を残せないといった厳しい話になるのでしょうか。

 

そういう意味だとほぼ全ての男と女が結婚して子供を成したような前世代のような恵まれた環境は過ぎ去り、少子化という選ばれた遺伝子のみが生き残るという淘汰の時代を迎えたのかもしれません。子供を成さないという利己的な決定をした人達の遺伝子もそこで消えていくとすれば、意外と遺伝子は正しい動きをしているのかもしれません。