- 作者: 梯久美子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/07/28
- メディア: 単行本
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そんな中でなぜ硫黄島だけが注目されるかというと、これはもう指揮官であった栗林中将の統率によるのでしょう。この作戦の妙が、反って兵士達には苦痛を強いることにはなりましたが。
そんな日米両国に”地獄”とも呼ばれるような戦いを展開した栗林中将でしたが、家族への手紙の中では、本当にほのぼのした家族思いの姿を見せております。ここら辺が、指揮官として映画の主人公たりえる所なのでしょうね。渡辺健がどのように演じているのかも興味深いところです。硫黄島といえば、あのバロン西もいた戦場でしたね。映画では伊原剛志が演じているそうです。公開が12/9だったので何か暗に意図しているのか訝ったりもしたのですが、なかなか評判も良いようで早く観に行きたいものです。