散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道

散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道

散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道

硫黄島からの手紙」の基になった本です。映画にもなるぐらいですから、この硫黄島での戦いがアメリカにとっても凄烈なものであったことは間違いないですね。日本はどこでもひどい戦いでしたが・・・

そんな中でなぜ硫黄島だけが注目されるかというと、これはもう指揮官であった栗林中将の統率によるのでしょう。この作戦の妙が、反って兵士達には苦痛を強いることにはなりましたが。

そんな日米両国に”地獄”とも呼ばれるような戦いを展開した栗林中将でしたが、家族への手紙の中では、本当にほのぼのした家族思いの姿を見せております。ここら辺が、指揮官として映画の主人公たりえる所なのでしょうね。渡辺健がどのように演じているのかも興味深いところです。硫黄島といえば、あのバロン西もいた戦場でしたね。映画では伊原剛志が演じているそうです。公開が12/9だったので何か暗に意図しているのか訝ったりもしたのですが、なかなか評判も良いようで早く観に行きたいものです。