モノづくり幻想が日本経済をダメにする

題名通りに単に「モノづくり」を批判している訳ではありません。インドや中国などの賃金の低い労働者が溢れている中で、それに前提としないでコモディティな「モノづくり」に励んでいるようでは限界があるということが一番の論点です。

まぁ題名はキャッチなコピーですので、議題はそれだけではありません。お粗末な電子政府ファイナンス理論を理解しない銀行、適切に機能していない株式市場等々展開される理論は全て、経済やファイナンスの理論に従って適切にかつ痛烈に展開されています。しかも学問的観点から見ても、正論なのでしょう。

人間が必ずしも効率的ではないのは最近の経済学でも考慮されつつありますが、それにしても理論と現実の乖離は酷すぎるものがあります。正論が正論でない世の中とは一体・・・