クラウドソーシング

クラウドソーシング―みんなのパワーが世界を動かす (ハヤカワ新書juice)

クラウドソーシング―みんなのパワーが世界を動かす (ハヤカワ新書juice)

懲りずにまたまたこの手の本です。もう毎回知ったような内容が続くんでしょうけど、きっとまだ自分の知らない何かがあるはず!って思って読んでしまうのです。たぶん自分の世代では諮り切れないものが、きっと出てきているんだろうと。自分はその中に入れなくとも、現象だけは認識しておきたいのです。

そしていつもの"ネット"と"クラウド"。で、今回の"クラウド"は"雲"の意味での"クラウド"ではなく"群集"という意味での"クラウド"です。ややこしいですねぇ。

内容としては、「「みんなの意見」は案外正しい」に似ているかもしれませんね。この本をもうちょっとネットよりの話にまとめた感じ。群集の力をちょっとずつまとめたら、意外に素晴らしいものが出来上がりますよってことです。そしてその媒体としてネットがあるわけですね。創造の場としてのネット。個々人の知見の集合としてのネット。問題なのはその場に入れていない自分なのかもしれません。