プレゼンテーションZEN

プレゼンテーションzen

一年くらい前のベストセラーです。そのときレビュー書き忘れてたのでもう一度読んでみましたが、相変わらず全てのページが美しいですね。掲載されている写真も構成に合っていて、見ていて惚れ惚れするくらいです。

この本ではプレゼンをシンプルに美しく行う考え方を「禅」の概念をもとに説明してくれます。「禅」の必要なもの以外を全て削ぎ落としたシンプルさで、プレゼン資料を作って行くお作法です。「お作法」って言葉使いが正しいですね。ちなみに著者は関西在住の外国人の方です。今では普通の日本人より、このような方のほうが日本の文化に対する造詣が深かったりするのかもしれません。

読み直したもう一つの理由はコンサル会社へ転職したので、もう一度ドキュメンテーションについて学び直してみようと考えたからです。でもコンサルのスライド一面文字とグラフで覆い尽くす考えとは全く相容れないですね。正直これを仕事でやれる勇気がないです（苦笑）美しいのですが、難しいですね。一回くらいやってみたらウケるかな。コンサルの資料はプレゼンというよりも、ドキュメントの一種なんです。なぜかワードで作らずパワポづくしです。本書でもスラデュメンテーションと言っていますが、そっちになるのですよ。

それでもプレゼンという資料を作って行く考え方や流れなどは参考になるので、やっぱり一読の価値はありますね。っていうか私はまだまだ何回も読み直す必要があるかもしれませんが。。。