隠れた人材価値

隠れた人材価値 (Harvard Business School Press)

隠れた人材価値 (Harvard Business School Press)

企業も結局は「人は城」ってことで、優れた企業がなぜ優れているのか、そこを探求しようというお話です。いろんな業種を対象にしていて、おまけにダメケースまで載せてくれています。

基本はやっぱり尊重でしょうか。従業員への。もちろんそこにはそれを支える企業文化というものを
重要視してまして、そこら辺は「ビジョナリーカンパニー」で明らかにされたことを一緒ですね。

タイトルにもある通り、隠れた人材価値というのはどんな企業にも優れた人材がいるということであり、それを最大限生かせる経営というものはどういうものかが本書の伝えたいことだということです。でも、優れた企業が少ないようにこの通りに経営することは相当に難しいんだなって読んでいて感じてしまいました。