- 作者: ミルトン・フリードマン,村井章子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2008/04/17
- メディア: 単行本
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本書は極めて論理的に、現在政府が行っている政策の必要性(ここのところはアメリカ・日本関係ないですね)について分析していっています。筆者の主張はつまるところ、政府の役割を極限まで削って小さな政府にするべきだということなんです。社会における政府の役割というものは、当初は必要に応じて制定されたものであっても年月を重ねるごとに官僚組織の肥大化に繋がり、末期はその役目すら不要のものとなっていくものです。しかし不要とはいえ、なくすこと自体が難しくなっていく。
小泉内閣の構造改革の拠り所となったのが、本書ということですが、構造改革というものは継続的に行っていかなければならないものなのでしょう。