- 作者: 玉村豊男
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1999/10/01
- メディア: 文庫
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当然といえば当然の入門書の内容に、「そこからかよ!」っとちょっとびっくり。でも読み進めてみるとなかなか面白いです。「食は愛情ではなく、技術だ」と玉村さんは喝破しています。
そしてこの本でもその通りに、極めて論理的に料理の仕方について説明してくれてます。つまり、料理というのは材料の組合せと調味料の組合せ、これらのバランスを取ることによって和洋中なんでも作れちゃうって事なんです。今手元にある材料でどのようなものを作るのか。それをまずイメージすることが大切なんですね。そのイマジネーションがレパートリーの豊富さを生み出すのだと感じました。
なるほど、意外な発見。そしてこの論理性、間違いなく男向けの料理本です。