バフェットと竹田和平

バリュー投資で有名なバフェット氏と、日本で並ぶものはいない個人投資家竹田和平氏を引き合いに出して、”あるべき投資家像”を語っています。

二人に共通する投資法とは”バリュー株”投資と呼ばれるもので、会社の価値をきちんと調べ上げ、その中で割安な銘柄を広い、長期に渡って保有すると言うことが基本となっています。

このように頑張っている会社を応援していく姿こそが、短期の業績に左右されるような機関投資家には出来ない個人投資家のあるべき姿である著者は強調しています。
そしてこれこそが”旦那道”であると。

”常に感謝、感謝”という竹田さんのモットーを薦めるところなど、若干の怪しさはありますが、短期のバクチに流されやすい個人投資家に対して本当に望ましい方法とは何かということを本書は示してくれていると思います。