- 作者: 小林よしのり 責任編集
- 出版社/メーカー: 産経新聞出版
- 発売日: 2010/07/16
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 162回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
あの戦争からもう半世紀以上過ぎても、日本には他国の顔色を伺って靖国神社への参拝すらまともにしない政治家が与党を占めるようになってしまいました。そんな彼らの頭の中にある”過ち”とは一体なんであるのか問い正したくなります。今の我々が言える言葉なのだろうかと。今の政治家の言葉の軽さといったら、この本に書かれている言葉に比べてどれほど軽いことか。
この本を読んでいると、勇者は逝き、卑怯者や愚者のみが生き残った国家に成り下がってしまったような気がします。特に学徒出陣で戦場に散った方々の遺書が多く収録されていて、国家の一番の損失とはこのことなんではないだろうかとすら感じてしまいました。
今我々がするべきことは死者を正しく弔い、功罪を正しく認識して、臆することなく隣国と接することなのだろうと思います。