「相対性理論」を楽しむ

量子論を楽しむ」に続いて、物理学の旅第二編です。やはり20世紀の物理と言ったら相対性理論を学ばないわけには参りません。今回もわかりやすい解説と何より数式のない取っ付きやすさで相対性理論をわかった気になりたいと思います。

相対性理論というのはアインシュタインが考案したということで有名ですが、特殊相対性理論が出来てから一般相対性理論が生まれるまで10年もかかっていたとは知りませんでした。それだけ、特殊な状態(等速直線運動状態)と一般(加速度運動状態)とで違いが大きいということでしょう。

それにしてもここに示された世界観は現在の我々が知るものとはとてもかけ離れているので、奇想天外な感じがしますね。でも今まで多くの検証を受けてきているわけですので、間違いないのでしょう。SFなどの映画でよくある設定などもこの相対性理論をもとにしているのが読んでてわかります。

実に読みやすく、わかった気になれて物理学の世界に触れることが出来て良かったです。これを気に更に現代物理学を覗いてみたくなってきます。