- 作者: P.F.ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/12/12
- メディア: 単行本
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3巻続きである中の今回は上巻です。エッセンシャル版があるのが信じられない程、全ての内容が必須と思われるくらい濃い内容が続きます。軽く読み飛ばすということも許されないくらいです。何せ本書一冊読み終えるのに3週間近くかかりました。しかしそれくらいじっくり読んだつもりでもまだしっかりと読めたという気がしません。何回も読むにつれ、もっと読解が充実していく類いの本だと感じます。
本書を購入する際、日本新聞社刊行のものとダイアモンド社刊行のものと迷いました。やはり上田氏が翻訳しているという点でダイアモンド社が出している本書を選ぶことになったのですが、何せこの装丁のセンスの悪さはイカンともし難いです。朱をベースに黒文字で金色の枠ってもうこれだけで本棚に置きたくなくなる醜さです。日経のはなかなか綺麗にまとまってて良かったのですけど。
中身についての評論は中巻以降で。なんだか日本式経営を賞賛している箇所が多いので、今の日本人としてはとても気が引ける思いです。恥ずかしいというか。今の日本をドラッカー先生が見たらなんとおっしゃることやら。