- 作者: 河本薫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/07/18
- メディア: 新書
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本書ですが、タイトルというよりかはどちらかと言えば、「仕事で分析を行うには」といった方が良いかもしれません。最近流行のデータ分析を仕事としてやっていくうえでの、心得集といった類いです。データ分析を仕事とされて、知見があるので書いてみたという感じですね。実際いい事が書いてあるのですが、若干「親父の小言」的な雰囲気が醸し出されているので、ちょっと辟易するかもしれません。「分析やるのもいいけど、現場行け」「分析結果も使われてナンボだ」「プロ意識を持て」要約するとこんな感じでしょうか。ただこの仕事で飯を食っていくには、座右の銘としてとても参考になるでしょう。
筆者は大阪ガスでずっと分析業をされてきたのですが、なんとなく最近流行のビッグデータを用いたデータアナリストとは若干毛色が違うような気がしますね。同じIT系でもWeb周りやってる人と、ホスト30年おもりしてますって人の違いといったらいいんでしょうか。その違いを一言でいうのは難しいのですが。。。人種の違いかな?