サードドア

 

 著者は19歳で投資家になって、本を出版してますが、その元となるのが著名人とお近づきになって、知己を得るということです。そのために苦労を厭わずインタビューの依頼をしまくります。そしてその中で、更に彼に仲良くしてくれる人を伝って著名人サークルに入り浸るというサクセスストーリーです。

 

つまりそんな著名人を見つけるという成功への道が三番目のドアということです。確かに一般ピープルにとっては成功への抜道でしょう。しかし何の取り柄もない大学生がそれやってどうするんでしょう?相手してくれる著名人もなかなかお人好しですな。全国の大学生がそれやり始めたら相手するだけでも大変です。しかしこんな方法で成功して楽しいのかなぁと思ってしまいます。だって自分はすっからかんなのですから。仲良い著名人がいるというだけです。それを糧に、浮つくことなく、自分の人生を始められることが出来るのなら、素晴らしいことだと思います。