クルマは家電量販店で買え!

クルマは家電量販店で買え!―価格と生活の経済学

クルマは家電量販店で買え!―価格と生活の経済学

前作の「スタバはグランデ」に続いての一冊。この方の本は経済学を普通の生活に照らし合わせて考えた場合、どうなるかということを分かりやすく説明してくれます。経済学というものは、景気や株価の予測なんってハズレてばかりのことをやっているからなんとなく難しくかつ胡散臭く感じますが、もともとの考え方は非常に論理的できっちりしたものなんです。

で、更に重要なポイントというのは、その論理的に正しく導かれた答えというものが通常の常識とは異なる結論を導き出すことが、往々にしてあるということなんです。これは極めて大切なことなんです。人々は経済学的にはかなり不合理な結論をしがちなんですね。

まぁそんな訳で、この本では経済学的に正しい考え方というものを紹介してくれます。FPなんかやられている方は、これくらいの考え方や話を当然のように出来て当たり前な一冊ですね。