思えばIFRSって基本原則主義だし、IFRS自体にも変動性があり、しかも日本の受入れ方法についても流動的であまり詳細な説明は難しいのかもしれません。そういう意味ではちょっと期待違いだったのかな。
それは置いておいて、本書に示されているIBMのソリューションは見事です。さすがIBM。時代の流れを的確に読んで、自己流なのに本質に忠実なソリューションの提示は相変わらず素晴らしいです。システム話が続いてちょっと飽きながら読んでましたが、感心しておりました。でも、これを考え出すのはどうせ米国IBM本社でしょう。それを拝借しているだけの日本法人の傲慢っぷりはあまり好きになれませんが。