- 作者: フェルディナント・ヤマグチ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2016/03/18
- メディア: 単行本
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自分は元々マツダ好きだったので、この記事読んで更に増幅された感があるのですが、それを仕事術のようなタイトルにしなくても良いような気がします。でも、確かに不思議なのは、広島の自動車会社としては小規模であるマツダがこれほどの改革とも呼べる刷新を同時多発的に多方面で展開出来たということについては、とても興味深いところです。外資傘下になったり、倒産寸前までいった中で、盛り返し、これだけの技術革新を伴った商品群を産み出すことが出来るのは、なかなかやろうと思って出来ることではありません。例えば、半導体含め電機産業などは一回も一社足りとも盛り返すことなく、ただただ斜陽あるのみです。これが不思議なところですね。
本書は基本インタビュー記事なのですが、そこら辺の分析が加えられてたらもっと良い本になったと思うので(元々著者はアナリストか何かだったと思うのですが)ちょっと残念なところです。