住宅設計は簡単そうで、施主の思いが重く反映されるのでなかなか難しいジャンルだと思います。学生の時に設計の課題でまず出されるのがこの住宅なのですが、意外と苦労します。自分が生活している基盤なので、よく知ってると思いきや、実は設計してみると何も知らないことに気付きます。寸法や配置、設計してみるといろんな間違いを犯すのです。先生に指摘されて初めて気付く、しかしよく考えてみると、はぁそうだなと。
本書はそんな指摘を予め網羅した一冊ですね。学生の時に読んでおきたかった。っというか、そういう授業を受けてから設計の課題に取り組むべきですね。