本当に欲しかったものは、もう

 

まぁた性懲りもなく(旧)Twitter文学です。今回はアンソロジー。いろんな方々の短編が収められています。まぁなので玉石混合、良作もあればアマチュアに毛が生えた程度に思えるものまで様々です。でも共通しているのは帯にもあるように虚しさなんでしょうね。虚栄に彩られた人生、っというか東京での生活です。と言っても描かれてる人々は一般的な水準から見れば高いんですよ。医者だったり、慶応出だったり。いやもうそれで空虚ってなんなんでしょうね。虚栄張るから空虚だからであって、自分が自分の人生に満足していればそれで問題ないと思うんですけどね。まぁでもこういう虚栄なところを卑下しておもしろおかしく書くのが本書のスタイルなのでしょうけど。卑下して見せるところが究極の慎み深さなのでしょうか。

 

ちなみに私はTwitterやってないです。アカウントすらない。