子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!

遂に子を持つ身となってしまいました。教育論というものは時代時代で移り往きが激しいものであり、また宗教のように唱えるお経ごとに宗派が異なったりとあまり立ち入りたくない分野でありました。が、そうも言ってられません。子供のためなら〜と思うと読まずにはいられないのです。で、目についたのが本書です。題名からして誘われます。副題は「脳を鍛える10の方法」。なるほど。これくらいならちょっといいかなと思い読んでみました。

まえがきにもある通り、勉強を出来るようにしたいというのは個人的にも余り関心がないのです。それより、本人の持っている才能を十二分に発揮出来るようになってもらいたいと思うのです。長期的視野に立った「育脳」を説いております。そうですね、素晴らしい。

その育脳ですが、段階としては0歳〜3歳、3歳〜7歳、7歳から10歳までの3段階があるのだそうです。それぞれ、「本能を磨く」「脳の土台を作る」「自主的に勉強する」だそうです。これに10の方法①興味を持ち、好きになる力をつける。②人の話を感動して聞く。③損得なく、常に全力投球出来る素直な性格を持つ。④否定的なことを言わない。⑤一気に目標に向かう。⑥物事を中途半端にしない。⑦重要なことを繰り返し考える。⑧自分の失敗を認める。⑨人を尊敬する。⑩類推して判断力を磨く。を組み合わせて教育を行っていくということです。・・・大人でも難しそうですが。

っとまぁ教育本初心者はすっかり影響を受けてしまったのでした。現在の教育論の風潮からしたら当たり前なんでしょうかね?それとも時代遅れとか。ちなみに本書では父親の登場はごく一部です。子育てはほとんどお母さんの影響下において行われるものだと。父親形無し(涙)