僕たちは、地味な起業で食って行く。

 

 まぁ良いと思いますけど。本書の内容を一言で言ってみれば「起業家のバックオフィス」もしくは「起業家のための何でも屋」ですかね。確かにこれはこれでニーズあるのでしょうし、そうやって生きて行くためには何でもやってでも食って行くってことは大事だと思います。

 

でも、一つ言わせてもらえばせっかくNTTデータとかまで入ってやらなくても良いのではと思ってしまいました。まぁ年次的に売り手市場で入っちゃったけど、優秀な人が多くて居場所がないと思っちゃったんですかね。起業家はやりたいことがあるから起業するわけで、やりたいことない人は普通にサラリーマンやってれば良いわけで、それでも食いっぱぐれたら、このように食うために何でもやるスタンスになるのだと思うのですよ。でも人生それで良いのかなぁとは思ってしまいそうです。

 

サラリーマンより一国一城の主人的な単に何でも良いから起業したいって人用ですかね。なんかそういう人達は馴れ合いリスペクト世界の間で、ビジネスをぐるぐる回している印象なのですが。世界に出れるような起業って、そいういう中からなかなか出てこないものです。