ガルブレイス 闘う経済学者

ガルブレイス 闘う経済学者 (上)

アメリカの経済学者・ガルブレイス氏の伝記です。でもまだ死んでないから伝記とは言わないのかな？第一次世界大戦後の世界恐慌から、第二次世界大戦終了辺りまでの内容を網羅しております。

もう今ではケインズ主義は当然のように世の人々に認識され、政治家や官僚の利益誘導の大義名分となっている訳ですがやはり、そこはアメリカ。それが受け入れられるまでは様々な論争が巻き起こっていたわけなんですね。それにしても長い。一冊500ページ。全３冊で1500ページにも及びます。オイラの伝記なんて書いても３ページくらいで終わっちゃいそうなのに。全くもって圧巻のボリュームです。読み終わるかな？

…って今何歳か調べてみたら昨日4/30亡くなられたと。御年97歳。なんて偶然。残りの中巻・下巻も大事に読ませて頂きます。合掌。